暑くて食欲が下がり気味でしたので、カレーで元気を出そう!と、思い出したこと…

もう9年以上前になりますか。娘の授乳中に夫と息子がインフルエンザにかかり看病が続き、自分の食べ物なんて手っ取り早くカレーでいいや、焼きそばでいいや…と連食した途端・・・

乳腺炎で高熱を出す羽目になりました。(娘よ、不味いおっぱいだったよね、ごめん…)

乳児にインフルエンザをうつすわけにいかない!と気を最大限に消耗した状態で、血水がドロドロになるような食材の宝庫を食べてしまったわけですから…当然の結果です。

 

市販のカレールウには 小麦や油脂類、いろいろな種類の添加物(一概に全部悪いとは思いませんが…)が含まれ、油脂類はその1/3を占めるとのこと。

まぁ…食べ終えた鍋を見れば一目瞭然。べったり脂がついてますしね。

これらのものは『湿』といって体に悪さをするような、べたっとした水分を生みだしやすいもの。

これじゃぁ『疲れをとって元気になりたい』という目的とズレてきてしまいます…。

 

 

・・・ということで同じ轍は踏みません。

【夏野菜 薬膳カレー】の登場です

今回の具は・なす・ズッキーニ・パプリカ・を中心に、トマトとスパイスで煮込んで仕上げました。

なす:体の熱を冷まし、体に悪さをする余計な水分(湿邪)を排出してくれるため、むくみなどにも良い食材です。

ズッキーニ:体の熱を冷まし潤いを与えます。尿トラブルにも◎

パプリカ:気の巡りを良くしてくれるので、気とともに動く血の動きも良くして血栓や瘀血を予防してくれます。

トマト:体にこもった熱を冷まして潤いを与えます。口の渇きを癒したり、体の水分を補う働きもあります。

で、そこに主として温性のスパイス類

クミン・ターメリック(ウコン)・コリアンダー(パクチー)・赤唐辛子

⇒消化促進・抗菌、抗酸化・鎮痛・解毒・化湿(体の余計な水分を溶かすように取り除く)・解表(体の表面についた邪気を取り除く)などなど…

消化を助けながら食欲を回復させるような働きもしてくれています。

味付けは ・みそ・醤油・みりんの発酵トリオとココナッツオイル。 あとは塩トマトで味を調整。

よし、文句なしの一品ができました!

 

 

【作り方】

①にんにく・生姜・クミンを炒める

②玉ねぎのみじん切りを加えてあめ色になるまで炒める

③具材の野菜を炒める

④カットしたトマトをつぶしながら入れて煮る

⑤水分が少ないようなら水を加える

⑥発酵トリオとココナッツオイルで味付け

⑦残りのスパイスを入れてさらに煮込む(とろみをつけたいときは米粉を水溶きしたもので)

手順は以上、普通のスーパーのスパイスコーナーで全て揃うものばかり。

 

 

『薬膳カレー』なんて大それたネーミングをしてみましたが…

薬膳の定義は『その人の体調や体質(環境)に合わせて 目的をもって作る料理』のこと。

体調を管理したいと思い、食材を考えて作る料理=薬膳料理 となります。

効能の高い食材を使って、もっと複雑な考え方を実践した『本格薬膳』を時々食べに行くよりも、

『お家でかんたん薬膳』を続けていくことで、根本的な体質を強くしていけるのでは~と思っています。

 

 

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